指定個人信用情報機関って何? どんな情報が登録されるの?

カードローンの利用をする際には基本的に「個人情報の加盟先機関への提供」に同意をする必要があります。

これは指定個人情報機関への個人情報登録に同意をすることを指していますが、この加盟先の機関もとい指定個人情報機関とは一体どのような機関で、どのような情報が登録されるのでしょうか?

国が指定している情報機関は2つ

 

個人信用情報機関自体はじつは結構な数が存在しています。

「ナニワ金融道」という漫画の中で借入希望者の信用情報を機械のようなもので確認している描写がありますが、あれは個人信用情報機関への情報の照会を行っているシーンです。

個人信用情報機関には後述する信用情報が登録されており、過去の借入状況や現在の借入残高などがわかるようになっており、問題があるようなら金融機関は貸し付けを基本的には行わないようになっていました。

各個人信用情報機関は連携をとってデータの共有などをしていましたが、当時は抜け道なども存在しており、連携の穴をついて借入申し込みをする人などもいました。そんな状態が大きく変わったのは2006年から2010年までの貸金業法施行です。

特に2009年の第三次改正貸金業法において定められた「借り入れ情報の指定情報機関への登録義務化」と「国による個人情報機関の指定制」は大きな意味を持ちました。

それまでは、統一的な個人情報機関制度は存在せず、各金融機関がどこに情報を照会するかは任意でしたが、第三次改正により2つの個人情報機関を国が指定することになりました。

具体的には、JICCとCICの2機関に情報を集約するようにしたのです。

JICCには消費者金融のほとんどが、CICにはクレジット会社のほとんどが登録しており、大手の金融機関になりますとその両方に登録していることが多いのが各カードローンサービスの利用規約を見ているとよくわかります。

国の指定ではありませんが、全国銀行個人信用情報機関には銀行のほとんどが加盟しており、JICCやCICとの情報共有を行っています。

ですので、どのカードローンサービスの借入申し込みをしても同様の個人信用情報が金融機関側にはわたる訳です。

こう書くとちょっと怖い気もしてしまいますが、我々個人がそれらの機関に照会して入手できる情報と金融機関側が入手できる情報は同一のものとなっており、特別な情報がいきわたる訳ではありません。

 

どんな情報が登録されるの?

 

ここで気になるのがどのような情報が情報機関に登録されるのかという部分であると思います。

信用情報機関の名前が表す通り、各機関には「信用情報」が登録されます。

信用情報の中身は、CICを例にとると「申込情報」「クレジット情報」「利用記録」の3点なります。

各情報の内容及び各機関に情報が保有される機関は以下の通りです。

 

 

申込情報

 

■ご本人を識別するための情報氏名、生年月日、郵便番号、電話番号等

■お申込み内容に関する情報
照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等

情報の保有期間:6か月

 

クレジット情報

 

■ご本人を識別するための情報氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、勤務先名、勤務先電話番号、公的資料番号等

■ご契約内容に関する情報
契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額(極度額)、契約終了予定日、登録会社名等
■お支払状況に関する情報
報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等
■割賦販売法対象商品のお支払状況に関する情報
割賦残債額、年間請求予定額、遅延有無等
■貸金業法対象商品のお支払状況に関する情報
確定日、貸付日、出金額、残高、遅延の有無等

 

情報の保有期間:契約期間中および契約終了後5年以内

 

利用記録

 

■ご本人を識別するための情報氏名、生年月日、郵便番号、電話番号等

■利用した事実に関する情報

利用日、利用目的、利用会社名等

 

情報の保有期間:利用日より6ヶ月間

 

 

よく、借入審査に通過しなかった場合は半年待ってから申し込みをするほうが良いという記載があるのは本人を識別するための情報の保有期間が6か月以内であるためです。

また、過去に金融事故を起こしてしまって場合など5年間はカードローンの利用は難しいと言われるのも上記の情報保有期間のためです。